ももいろ通信vol.52
社長のつぶやき「優しさ」
新年を迎え早くもひつ月が過ぎ2月となりました。2019年のラストは、家族でインフルエンザ。私も十数年振りにダウンして40度の熱で寝込みました。お正月は、なかなか体調も戻らずでゆっくりと家で過ごすこととなりました。ダウン後10日間分ほど、すべてスタッフさんが即座に業務を変わってくれ、安心して休むことができました。優秀なスタッフたちに感謝です。
さて、子育てや介護の現場というのは、人間学を学ぶにはとても良い場です。例えば子育てしているとき、我が子がよちよち歩きで一所懸命に歩こう歩こうとチャレンジしています。そんなときどうしますか。歩く妨げにならないようにそっとそばに寄り添って見守りますね。危ないからと抱っこしていてはいつまでたっても自分で歩くようになりませんね。それと同じような場面が日常の暮らしの中にたくさんある。高齢者住宅のバリアフリーなどはかえって高齢者の体力を失わせるという話も出ているほどですね。「やってあげる」「してあげたい」それは、本当の優しさですか。
夫婦はどう?スタッフ夫婦は「ビールがない。」と言えばスタッフ(妻)が、すぐに買いに行ってあげるそうです。男を甘やかしていいことはありません(笑)。我が家はというと、食事の前に自分でチェックして自分で買いに行きます。随分と鍛えられたものです。結婚16年、炊事・洗濯・掃除、いまではできないことがありません(大笑)。チャオ!!
訪問看護ステーションもも
訪問看護ってなにをやってくれるの?訪問介護とどう違うの?という問いは「いまさら聞けない在宅介護」として根強く残っています(笑)。前号、前前号とお伝えしましたように訪問介護は、入浴や着替えのお手伝い、そして掃除、洗濯などとご利用者様の暮らしの環境を整えるのが役割です。一方で訪問看護は、やはり「看護」ですので体温・血圧の測定から始まる健康管理、服薬の管理、寝たきり防止のリハビリ、床ずれの予防、手入れ、排便コントロール、がん・老衰による終末期のケアまで幅広く健康面に関わることのお手伝いを致します。また、在宅での看護においてとても重要な点が、ご家族のサポートです。家で看護を続けるというのはご家族にとって体力的にも、また精神的にも大きな不安が伴いとても大変です。そんなご家族のご苦労をともに担う、少しでも不安を取りのぞくことができればとお手伝いすることも訪問看護の重要なお仕事です。
以前、娘さんが日中はお仕事されながら、末期がんのお母様をしっかりとご自宅でお看取りをされたケースがありました。大切な家族とはいえ、ひとりで担うのは大変です。このケースでは、訪問看護、訪問介護のスタッフを総動員してお手伝いをさせて頂きました。「自宅で過ごしたい。」をお手伝いするのがチームももわたしたちの使命です。
どうぞお気軽にご相談ください。
お問い合わせ:チームもも TEL:0956-87-0869